こぼれおちるがらすのすなおと
ゆびをすべるときのかけら
あおをおびてさざめくよちょうは
ひびきつもるしいかのよう
まちはせかいじゅうのみにゅう
ひとがときつげのかねがたたうわ
さだめのかせのね
まわれまわれこくげんのろんど
すなどけいのさいごの
そのひとつぶのそのいっしゅんが
えいえんになって
おもいあえたきせきがいまちかいになる
あわいかおりかすかにゆらいだ
しろくしろいときのすきま
はなははかなしをはらむ
されどとうときけっしょうのように
きぼうをつないで
はるかはるかゆうえんのはてで
てんをあおぎささげよう
むくなあいはほろびのかげを
かえすとしんじて
ときがとまるひかりはなつきみがわらう