ひとはそれぞれにともない
ひとつずつながしたなみだを
こころにのこしてこえてゆく
さびついたよるを
まわるせかいはぐるぐるまわって
かわるみらいはおとをたて
かぜのないこのせかいで
ぼくはせんをかきはじめていたの
かぜのないこのせかいで
ぼくはきみをおもいだす
いつかかこはかたちをかえ
ひとつずつみらいにつながる
ことばにはできないよ
ゆがんだふうせん
とばないはずなのに
ただただきぼうはすぐさまきえてく
みえすいたこころがわらってた
かたちをなぞる、さっそうと
かぜのないこのせかいで
ぼくはいまのきもちかくしていたの
かぜのないこのせかいで
ぼくはいまをいきていく
かわらぬことを
きめてすすむの
いかないできみがつぶやいた
ぼくをひきとめてく
あいまいなことばは、もうにどと
ききたくはないから
きみは