ねむりつづけるひつぎのなかで
こきゅうすらできずに…あ
きざんだあととばらのなまえを
ゆびさきでかさねあわせる
かれはいいう
[-ひとはきたかくむくなものであれ-]と
たましをうけつげものへ
めざめたらそこはなにもかもがらくえんで“いきるいみ
しらされるだろうか
かわしつづけたちかいもくちて
しゅうえんのそらみあげ…あ
おとすなみだもむじひなこえも
ふはいしてはいえとかわる
かみはいいう
いかすかちのないこのせかいならぜつぼうをあたえてやろうか
そう…きれいことばかりならべだてちゃくすひともまちがいを
あざわらうかのようにつきはかけ、いまはめつへとみちびこう
こごえるいばらとばらにしんしょくされて
かえることもできない
わたしをよぶこえはまだはるかそく
すぎさるきせつはのうりをかすめて
かざすてのひらの
ひかりはまだつかめぬまま
いくどとくりかえす
みはてぬゆめでさえ
おとずれるしゅうまつに
あらがいもせず
ひとはみんな、くちぐちにおなじことばをくりかえす
[たましをしはいするものよ]
すくいようのないひともまちがにはめつとしをもたらすなら
おわりなくいきつづけるからだじひふかい痛みを
どれだけ
むすうのばらともしょうのあいでつつんだとしても
かわることなくとけぬまま
つめたくしろいてくびからながれるいくつものあかは
やがてそのかたちをかえて
こごえるいばらとばらにしんしょくされて
かえることもできない
わたしをよぶこえはまだはるかそく
すぎさるきせつはのうりをかすめて
かざすてのひらの
ひかりはまだつかめぬまま