むくちにながれる
まどろんだまち
らじおからららばい
にじむがいろじゅう
ふきけせばほのおを
ほのかにのこす
ふきげんそうなおもかげ
ふしぎさ
どうして
こころ
はなれない
きみにこいをしたかげは
ひかりになる
こごえたまちは
ごくいろどりのぬりえにかわる
よあけのファンタジア
きみにこいをしたせいざは
ゆきにかわる
いますべてのかなしみたち
しずかにきのうへかえる
いきばをなくした
ことばのいみも
めざめをなくした
ねむりのもりも
ふうじこめるまほう
ほっちきすのよう
ふりむいたそのおもかげ
ふしぎさ
どうして
こころ
はなれない
きみにこいをしたくらくしょん
うたにかわる
むしたちさえも
おにきすのくろにかがやく
よあけのファンタジア
きみにこいをしたぼくは
すこしくるう
いまめにうつるなにもかも
うまれたばかりのせかい
ファンタジア
きみにこいをしたかげが
ひかりになる
こごえたまちは
ごくいろどりのゆれるぬりえとかわる
あざやかに
きみにこいをしたせいざが
ゆきにかわる
いますべてのかなしみたち
しずかにきのうへかえる
そしていま
きみにこいをしたぼくは
やさしくなる
いまめにうつるなにもかも
あまくあわいよあけの
ファンタジアさ