もうきっと取り返せないのだろう
伝えたかったことは伝わらないまま
声に巻かれ嘘を指すようになる

濡れたまつげに透かして何を見て微笑んだの
無理してあげたアイライン
溶けて愛が頬を走る

君が笑ってくればそれで良かったのに
いつか消えゆく記憶止まりで良かったのに
私はいつ君を傷つけたの？
そう、私はもう歌えないね

もうきっと取り返せないのだろう
歌いたかったことは歌われないまま
鉢に刺され晴れは素顔隠した

隙間見つけて囁く君の僕も同じと
無理して締めた窓も
叩き割られちゃ意味がない

君が笑ってくればそれで良かったのに
思いもしない言葉伝えたくなかったのに
私がいつ君を愛していたかも
そう、君にはもう届かないから

何もうまく行かないのは
溢れ出るものが曖昧で
それでいて悲しい理由は
ビビットでまぶたも閉じていく

君の部大工な色眼鏡
外して踏みつけて粉々にしたい

君が笑ってくればそれで良かったのに
いつか消えゆく記憶止まりで良かったのに
私はいつ君をクズつけたの
そう、私はもう笑えないのね