ひかりをだいたゆめのなかで
だれかのこえがきこえた
ひとみをとじておもいだした
なくしたきみのすがた
きおくをつんだやまをくだる
かほそい糸をたぐって
たしかにきみとであうはずの
きみょうなよるをさがして
おとずれたけしきの
さかいをこえたなら
なつかしいえがおに
やさしくつつまれて
おもいをかなえて
かみさまがいるのなら
ふたりのやくそく
ずっとおぼえていよう
たかりだしたあついむねの
ふしぎからめをそむけて
しかくいかべのむこうがわに
ちいさなこいをかくして
このばしょをぼくらは
こきょうよなづけよう
いつまでもこのまま
どこへもいかないで
ふたいをじゃまする
かみさまはいないから
てとてをにぎろう
なにもこわくないよ
だいじなことほど
わすれまたくりかえす
しんじてしまった
こんなひがつづくと
おねがいかみさま
なんどでもまもらせて
ふたりのやくそく
きみがまってるから
ぼくをまってるから
ひかりのきえたゆめのあとで
だれかがないたきがした
なまえもかおもおもいだせない
しょうじょのすがた