ながいながいどうかせんの
しっぽのはしをもちつれている
のろわれたいやしきせいをかいならして
ちかくとおいあおてんじょうさいげんをしらないしゃくねつに
こころふかくしのびこんだはなぬすびと
ふみこまないでいばしょなんてここにはない
あなた、やみはこわいでしょう
なまぬるいちじょうへかえりなさい
えぐるまなざしはつみでしょう
みえすぎたひとみがこわれるまえに
ちかくにいてもきづかない
さいげんするほどによびさまして
ぜんごふかくのトラウマにおぼれていく
ちづかないでほんねなんてしりたくない
あなた、きずはきらいでしょう
わすれたいきおくもみせてしまう
こんなものはみにくいでしょう
ねげてはやくておくれになるまえに
そっとうしろからだきしめて
はなをておるようにあいしたいの
ほんとうはあのこがうらやましい
なんてだれにもいえない
ふかいやみはこわいでしょう
かがやくにちじょうへかえりなさい
だってゆめははかないでしょう
しりすぎたわたしがこわれるまえに