その光に包まれたまま 僕は時を聞く
小さな小さな瞬間が優しさに変わって
その言葉を待っている 僕は声を見る
小さな小さな原因が恐怖に縮んで

泣きわめくこともせず
ぬくもりを享受しながら
機械じかけの社会に
囚われる

超えて 超えて
高い空はひどく青い
さらに高く積もる
気持ちには気づかないふり

その気持ちをわからないまま 僕は色に触れる
小さな小さな擬念が悲哀に満ち
その知識を知らないまま 僕は指を噛る
小さな小さな要因が気楽に踊って

変わる 変わる
舞う雲はひどく白い
さらに超えて積もる
気持ちには素直になれない

超えて 超えて
高い空はひどく青い
さらに超えて積もる
気持ちには
気持ちには素直になれない