きみはめがみえないかわり
しんじつだけがみえる
だからだれもがきみをりようした
しょくりょうをよぶんにもって
にげたやつはさてだれと
ころされてしまうひとの
なをつげた
きみはそんなことのぞみはしないのに
きづいていた
いつかあたしも
きみのため
だれかをあやめるひが
くるってこと
いきていくためなら
あたりまえのこと
きせつはくるったままで
あきのあと なつがきた
だれもがみずをさがしもとめた
きみにだけみえるすいみゃく
おしえろとくびをしめた
でもそれはとおいこうじんのいどにつづく
そのときがきたとあたしはさった
にぶくひかる
はものぬいて
かけた
やみがみかたした
てごたえははっきりあった
てはまだふるえてた
せつなあかりが
あたしをてらした
なかまにおさえられた
そしてりょうあしのけんを
そぎおとされてしまった
てではってきみのもとへ
あったことをつたえた
きみをつれてにげることも
できなくなったと
でもきみはせいかんな
まなざしでこういった
ひとりあったら
ふたりもさんにんもおなじと
きみがさししめすほうから
てきはかならずやってきた
あたしはそれを
きりたおしつづけていた
きみはあたしを
ひとりのせんしにかえてくれた
きみをまもるそれがゆいつの
あたしのいきるいみ
ときはながれひとつのでんせつが
まことしやかにささやかれた
なんこうふらくのしろがあるがふかかい
そのしろのあるじはめがみえず
きしはまとめにあるけさえしないと
そんなきせきをおこすこいもある