かなしき midnight にわをひたすよ moonlight
こいのまりょくあたえて
もういちどだけかれをふりむかせて
はなれかけたこころを
あぶだかだぶらばけつにつきをうつして
ゆびでまぜながらじゅもんとなえる
あやしく
たちのぼったひかりは
にれのきをゆらし
はげしく
ふきすさんだよかぜは
あのどあをたたく
あぶだかだぶらかれがぬぎすてたしゃつを
ひゃかいきざんでびやくをかける
ぐりーんの
ほのおはもえさかって
ねがおをてらし
ゆらめく
けむりはゆめのわたし
にじいろにみせる
あぶだかだぶらそれでもきかないときは
えいえんにこいはできなくなるけど
どこかで
いちばんどりがないて
そらがしらみだし
ひだしの
きんせいがゆっくりと
のぼりだすまえに
かなしき midnight しろくつめたい moonlight
こいのまりょくあたえて