たとえばことばのすべてに
ちからをなくしたとしても
だれかのことをおもうこころに
うそもいつわりもなく
ひたむきなうつくしさは
せつなさやはかなしさをこえて
あきれるほどにたかくふかく
さあ、どこへだってゆける
じょうくをかんがえる
よりちゃくすことのほうが
とてもらくなのに
それをえらべないひとたち
おもいつめてしまったよるのはて
わたしたちはであい
もちよるこどくはともすびのように
むねにやどる
きせつたちよりもゆたかで
とけいのはりよりたしかな
かけがえのないなにもかもすべて
そう、いつだってためされてる
ふかくへだてている
かなしみにのまれて
つないだてをひく
いたみがはしってゆく
もしも
ほんとうのいみでやりなおすほうほうが
さいごのしゅだんだとしても
すなどけいののこりひとつぶのこらず
すきにそめてつかいきるだけ
さびしさたちこめかがやくほしは
つよくだきあうほどにくだけてはひかりいつか
あのころにはもどれないことを
おもいしるのそれでも
よろこびはいつもみだすものと
わすれないでいたい
おもいつめてしまったよるのはて
わたしたちはであい
もちよるこどくはほしたちのように
むねにやどり
むねにやどり
むねにやどし
つづける