光りで編んだ 波打ち際で
私は素足 洗って待つわ
待合わせして 過ぎた時間を
傾向いた陽が教えてるけど

あー 青春は 黄昏の色
まぶしく燃えて 消えるのかしら
子犬を連れた どこかの人が
枝を投げてる ビーチ・パラソル
たたんだようにあなたはきっと
夏の恋まで しまうでしょうか

満ち潮はもう スカートのすそ
濡らしているけど まだ帰れない
ひざに乗せた カセットラジオ
ひと足早い秋 唱ってる

あー 青春は 黄昏の色
きらめき残し 沈んで行くの
昨日はふつうの さよならって
挨拶のあと 瞳がなにか
言いたげなのが 気にかかってた
想いすごしと言って下さい

あー 青春は 黄昏の色
けれど夜明は 又来るのでしょう
あなたにいつか 借りっぱなしの
LのTシャツ 肩にはおって
朝が来るまで 待ち続けたら
私の想い届くでしょうか