じゃにみいられたらまっさかさまに
おちよだのみちふかく
にくしみはたわわに
きょうじつははなとさきみだれみのる
ゆめのかしのだきすべきはらわた
てにかけよ
めいおもって
そうはくにはらくゆび
まみえるまえに
もしもおまえが
あんさつしゃならば
まよいねたみ
うちくだくことができようか
もんぜつせよ
だらくするとうきはいっそみごとに
ちをはきどくにまみれ
ならくへともむかわん
そこでしかみえないてんをあおぎ
やけただれてゆく
あすもわらえよ
すがりつき
はいあがる
てつのあせしたにのせ
あえぎはしごく
あくもけがれも
いきてゆくこその
いたみあかし
なみだをよごすよりとうとく
とうそうせよ
あいをしりたくばまっくらがりへ
もとめよあかごのように
さけびのたねのなか
うまれるまえのやみよみがえらん
えらぶがいいもどるのかいくのか
もしもわたしが
せいふくしゃならば
ひとのこころ
わすれさってしまえるだろうか
かんらくせよ
じゃにみいられたらまっさかさまに
おちよじゃのたにふかく
よろこびはうららに
げっかさえさいごにたどりつくは
そこつちしずかなるえいき
だらくすべきときさあさかれいに
ちをだきどくにいんし
あらくへともむかわん
このよのおわりには
はてがないとああしるがいい
もだえさかるひびに!