おまえがすきなはながつきのにわさいた
むかえのこうもりばしゃにのっておくれ
おとうさまはたらいてすぎゆくいちにち
つかれきったほうににあうDORESUはない
すいしょうのゆびをきずだらけにして
まほうもなくしたかあわれなるむすめよ
きめたのはこのわたし
だれのことばもきかず
いちどのこいのために
あのひとをおってきた
みにくいにんげんらの
すむばしょになにがある
まずしくもむねにつつまれた
こころというものはとてもあたたかい
おまえがほしがっていたすいせいのROOBUを
やかいのためにつくったさあきておくれ
きらめくきゅうでんもゆきのかんむりも
こいびとのきれいなめほどかがやかない
おろかなりわがおうじょ
われわれのしきたりを
やぶるわけにはゆかぬ
おまえはもうもどれない
ではせにかくしたはね
どうぞもいでください
ひのひかりまうそらをわすれ
けもののようにはっていきるというのか
ゆるされはしないでしょう
うつくしいすべてをすて
さいしょでさいごのこい
あのひとだけしんじた
それでもときのはざま
どうしようもないほどに
いまはとおいひびをおもいだす
なみだというものはいたくてかなしい