みずのも のかがやきを
なみがこをえがきそっとちらすよ
すいれんがとじるころ
あまいまどろみにさそわれてく
あおいぬまでときがとまる
ぬれたあしおとわたしはきいたの
そのひとはみどりのめ
みずにそめられたふたつのガラス
ひきこまれおちていく
まるでものようにつめたくからむ
なにもこわいことはないわ
ぬれたゆびさきやさしくすべるの
からだがすきとおる
ながされていくみたい
にんふぇあよ
つばめはねむれない
なみがつよくて
めがさめてものこるひびき
これはせつなくあまいあくむなの
ぬまちがとけていく
ごごのひたまりに
にんふぇあの
はながさいていたわ
ただひとつだけ
あかいあかい