あふれだすこぼれてく
しょうじょめいたあかしを
ぐろてすくにくねった
えだとねのさきからまりのびて
おまえたちがまつのは
みをなさないつぼみ
えろすのようにまいおり
つきはかわいたつちをしめらせ
うもれそうなあしくび
ひきずりこもうとするだろう
ここ」ははてしなくつづく
まぶたふせても(ゆめにはまれ
たとえいきても(のまれても
たすけてほしいとさけぶまえに
メデモワゼルわたしのあとを
おそれずついてくるがいい
ひかりがいやせぬものかかえ
うまれおちたものたちよ
みにくいうつつのまばゆさ
どうしてきずつかぬだろう
ひびいるねむりのまゆそっと
ぎんのはりきぬのいと
ぬいとじてだきしめよう
ぐろそらりあのいのり
いげんのうたにたましいふるえ
せんとつながれるより
ひとすじわたしあうだえき
いま」はいつかきえてゆく
だけどおわらぬ(くずれそうに
たとえしんでも(きしむほね
もうもどれないとしっている
マドモワゼルわたしはかつて
はかないおまえだったのだ
けがれをまとってなお
すくいとらんとするじゅんけつよ
うつくしいわたしはのわーる
やみへとまがったおんな
こころがみごもりいとしむ
いとおしいきよらかな
すべてのおとめよ
メデモワゼルわたしのあとを
はぐれずおってくるがいい
ひかりをたたえてなおつきぬ
なみだをつばさにかえて
みにくいうつつのまばゆさ
どうしてきずつかぬだろう
ひびいるねむりのまゆそっと
ぎんのはりきぬのいと
ひらかせてさあ
あふれだすこぼれてく
しょうじょめいたあかしを