ねこは、ずっとみていたことのいちぶしじゅう
ことを、ずっとつまびくきれいなあかねいろ
もしもそらが、あおくなければ
きっとこんなに、かなしくなかったでしょう
ゆめは、ずっとうたかたけっしてあらわにわ
けっしてさめないゆめがきみにとどくように
もしもぼくがとりになれたら
きっとこんなに、こわくはなかったでしょう
きょうせい、きょうせい、きょうせい、きょうせい、きょうせい
ぼくのことをみて、しゃがれたこえきいて
いつもさけんでた
ぼくだけにあめをちょうだい
ひみつ、おしえてあげます
ひみつはあばかれはくじつさらされ
てんちまっさかさましろくろぎゃくかいてん
もしもそらが、あおくなければ
きっとこんなに、かなしくなかったでしょう
きょうせい、きょうせい、きょうせい、きょうせい、きょうせい
ぼくのことをみて、しゃがれたこえきいて
いつもさけんでた
きみだけは、そのままでいて
おねがいだから
とうにきがふれた、みけねこのろうば
いつもないていた
ぼくだけはきみのそばにいる
そばに
ぼくのことをみて、しゃがれたこえきいて
いつもさけんでた
ぼくだけにあめをちょうだい
ひみつ、おしえてあげます