ああ
くものかげまで
やけつくような
しろいたいようだった
ああ
それもごごには
みうしなったな
あいしゃ
WAIPAA
RAIOTTO
たたくような
あまつぶがまどべを
ぬらすSUTANDOへ
まよいとんだ
せみのねが
しみいるようなゆめ
ゆべ
ああ
あきがかすかに
しのびよるような
そんなにおいがした
ああ
それがぼくには
さびしかったな
じかんが
ないなないな
とかすような
しゅのそらが
こころをせかすゆうぐれ
まよいとんだ
ひぐらしがおわりを
つげるゆめ
なつせみなつせみなつせみはないた
なつせみなつせみなにもないな
なつせみなつせみなつせみはないた
なつせみなつせみだれもいないな