まちのはずれのえきであなたをみおくったのは
にねんもまえのことねげんきにしてるかな
このまちもかわったわあのうみもうめたてられ
すなはまもなくなったみんなおもいでだわ
こどものころあそんだひろばはおおきなびるが
みんなきえてゆくそらにうかぶしろいくものように
でもこのまちがすきようまれたまちだから
そらはまだあおくひろいわたんぼも
このまちがだいすきよのんびりしてるから
さかなもやすくてしんせん
そつぎょうしてみんなはこのまちをでていくけど
ほうげんをつかわなくなるのはさびしいわ
ふるいこうしゃもたてかえられてきねんひさえ
みんなきえてゆくそらにうかぶしろい[や/お]くものように
でもこのまちがすきよそだったまちだから
ほしはまだよぞらいっぱいほたるも
このまちがだいすきよきれいなあさやけも
このままかわらないでいて
"やっぱいいなこのけしき"
"まいにちかよったがっこう"
"ともだちとよくランチしたカフェ"
"あのころはおおもりたべてたっけ"
"そんなみんなもいまはそれぞれのみちをあるいてるんだね"
"うんわたしもがんばんなきゃ"
でもこのまちがすきようまれたまちだから
そらはまだあおくひろいわたんぼも
このまちがだいすきよのんびりしてるから
さかなもやすくてしんせん
"あいつとかさいきんなにしてるのかな?"
"おやじっぽくふとってたりして"
"でもあったらはなれてたじかんとか
かんけいなくあのころにもどるんだろうな"
"そういえばこうしゃのすみにうめたたいむかぷせる
わたしなんてかいたっけ?"
"いまみるとはずかしいんだろうな"
"このまちだいすきだよ