まぶしいひざしがまひるのうみてらしている
あやしくくもがみあげればほらおしよせてくる
むじゃきなこどもがしゃべるをにぎり
すなのしろをつくりつづけてる
ちいさなせなかみまもりながら
"あめよふるな\"といのった
いつのまにいつのまにかにひとりでここまであるいてた
いつのまにいつのまにかにみんなとこんなにはぐれてた
ちずさえなくしまよいこんだ
おとなとこどものきょうかいにたたずんでいる
いまのじぶんをいったいなんてよべばいい
やさしいなみをきりさくようにでんわのベル
なやんでいるのにわざとあかるくじぶんをかくす
はじめてのこいはしゃいでたころ
ひまさえあればそうだんばかり
かなしいなみだもうれしいえがおも
いつもわけあいあっていた
いつのまにいつのまにかにひとりじゃないと泣けないのに
いつのまにいつのまにかにひとりになるのがこわかった
おとなのめにはみえないものが
あるかのようにどろだらけのちいさなゆびが
くもをゆびさすかすかなはれまかたちあらわす
このあおいほしのうえになきながらうまれてきたわけは
だれかをまもるまもられるためそれだけはわすれずにいたい
いつまでもいつの日までもひとりでどこまであるけるの
いつまでもいつの日までもだれかをあいするゆうきもてる
しずかななみにのみこまれてすなのしろがきえてゆく
こころのきしにうちあげられたしゃべるとゆめをひろいあつめて
とわに