うしないたくないいばしょが
きっとぼくらにはそんざいする
ぼくはまもるべききみのかげになろう
ひとひらのひかりにすこしでも
そのゆびさきがふれれば
きずついてしまうこときみはしっていた
くるしいほどに
だれかのこころをとかせるような
やさしさがちぎれてきえた
まぶしさにおびえるくらいなら
そっとあかりをけして
そらにてをかざしてひかりをさえぎる
ふりそそぐかなしみとやみがうめてゆく
こえをころしてなくすがたをかくして
はてのないよるのなかで
そのてがもういちどひかりをもとめられるように
もうもくなほどにきみをつつむから
となりでわらっていてほしい
まざりあえないぼくたちだから
うしないたくないとおもえる
からだにからみつくうそもよろこびさえもすべてくろくすべて
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