くるいはじめたじだいにただ
ひとつだけのしんじつと
まわりつづけるじかんさえも
このてにつかめるとしんじて
いたみもないせかいのなかで
あるがままのかいらくだけを
もとめつづけ
おろかなときをすごすだけの
つみをかさねたたびびとわ
きょうふにおびひとみをとじて
やみをさまようつづける
うまれてきたそのいみさえも
わからなくてあやまちだけを
きみはくりかえす
こころまでなくしたなら
すべておわらせよう
このからだがこわれるまで
このそらにさけびつづけた
きみをつきさして
しずかにほほえんだ
なみだながしても
もどらないから
あふれだしたかなしみにただ
きみをみつめていた
いつの日がまたであえたときは
ほほえみをかわそう
こころまでなくしたなら
すべておわらせよう
このからだがこわれるまで
このそらにさけびつづけた