きみのみあげたそのさきには
いったいなにがうつっていたの
ながれきえてゆくくものように
つめたいかぜがきみをつれてゆく
あの日のままのきみをとじこめた
とけいがかねをならしはじめる
ときのながれはざんこくすぎて
いつまでもぼくをくるしめる
きみがそばでわらってることが
あたりまえにおもっていた
このてをさしのべていのりつづけても
ふれることもできないきみは
しろいつばさをそっとはばたかせゆっくりと
てをふりわらってる
ふときがつけばとおくにみあげた
そらがはげしくないている
しずかにほほえむそんなきみを
だきしめてそっとKISUした
そんなわずかなよろこびでさえ
にどともどりはしないから
どれだけときがながれすぎても
わすれることなんてできない
さいごにみせたあのほほえみは
ぼくのなかでいきつづける