ひゃくおくこうねんのひかりのなかでは
くりかえしこうごにいきしにみえがくれ
てつがくしゃたちはこたえをみつけたがる
なにかはどこかでうまれたはずだ
ああ、ひろがるだいちよ、うみよ、たいじゅよ、ひかりよ
めぐりゆくひとのよにかぜよふけ
そらとぶこともときのこすこともゆるされて
さいしょからゆるされているのに
ちにすむたみはさけびつづけている
つみぶかきわれら、ゆるしたまえよ
なんまんねんまえからひとはひとのれきしをもつ
いつのまにかちえはたかきそらのくもをこえ
おぞんをぬけ、つきをこえて
いのりはぐそのすがたうれいをそのみにふかくしずめて
こたえなきこたえをてんにたずねては
かたらないひろきそらにめをうばわれるまま
なぜなにもいわらないのですか
みちをしめして
なぜそんなにうつくしいのですか
なぜ、なぜ
こたえをみうしなうさき、いきよいきよとこのみがなく
ないた、ないた、ないた
すべてをしめるみちがいま、こうだいなだいちにつづいている
みわたせばどこまでもゆける
やまのきにたずねてうみにおしえられて
ちいさなみのたけにあううたをうたう
われらひとのこわれらまよいのこ
われらきりひらくみちあおく、あおく
ふかくいきをして
いきをして