きょうぞうのらくえんのはての
ふかいふかいだいちのそこで
ただひとりいのりのうたを
うたいつづるさだめ
ゆきばをなくしたかこから
めぐりつづけるこえをつなぎ
くりかえすれきしんをふちで
さだめにみをささぐ
なにもしらずただうただけ
つむいでいきてきた
はれのうたを
あめのうたを
やさしいれくいえむを
らくえんへと
つづくみちのさきに
さしのべられた
あたたかい手さえとどかずに
とわにうたいつづけなさい
ほろぶせかいのゆがみのそこで
いのりのうたをかなでるさだめ
わすれられしかこにねむる
やさしいこえに
ぜつぼうさえもほほえみにかえ
なみだのそこにしずんでいく
ぜつぼうのらくえんのはてに
なくしたこえをさがしもとめ
みちなきみちをただとおく
さまよいゆくさだめ
とざされたれきしのかげに
うばわれしひをおもいながら
こころのおくひびくこえは
くつうにみももだえる
とわに続くらくえんへと
ねがいはとどかずに
ただゆがんだこえとともに
きえさってめぐるだけ
いまこのてでたしかめたい
きみのぬくもりのおと
きずつくことさえいとわずに
わたしはうたう
おれはたたかう
あらぶるこえのたましいをうばい
このよのはてまでつづってねむれ
このひかりをとかしても
とどかぬなら
いつわりのらくえんをこのてで
おわらせるだけ
(きょうぞうのらくえんのはての)
(ぜつぼうのらくえんのはてに)
(ただひとりいのりのうたを)
(うたいつづるさだめ)
(さまよいゆくさだめ)
うたって
わたしはいのる
まもるために
えがおがこぼれ
ひかりさすせかいのために
あすへとつなぐ
ひかりのきぼうのうた
いのちをあたえ
いぶきこえを
あたらしいかぜにのせ
いのちつきるまで
(おれはたたかう)
(こわすために)
(きみはないていた)
(ただひとりで...)
(かこをほうむる)
(かげのぜつぼうのうた)
(いのちをうばい)
(おわりのこえ)
(やまないあめにながし)
(いのちつきるまで...)
まためぐる
すべてのこえはひかりとであい
かげへとつなぐ
くりかえすれきしとなりて
めぐるせかいのこどうのおとは
おわりをつげる
かねとなりひびく
すべてのいのちはたえ
あたらしいめがいぶくさきの
ひかりとかげのらくえんに
ねがいを