どうしてあなたはあなたじしんがきずつくことで
だれかをまもろうといつもかんがえてしまうの
はじめからわたしにめかくししたのはあなたね
ワイングラスは、ほんとうはふたつあったのでしょう
かれは「どく」でしなずとも
いずれ「ナイフ」でしんでいたのよ
あなたのかわりになぞといてあげましょう
こんなかたちでじけんをおわらせはしない
さびついたのろいをといてあげましょう
いじわるなはんにんがかけたのろいを
かたられたことにうそがあったとしかおもえない
あのじけんのとき、あなたはほんとうに「たんてい」だった
もうすべてかこにおわったことだというのなら
どうしてあなたがそんなにあせるひつようがあるの
かれらはひとりとふたりしか
ころせずはんにんにはなれなかった
そのみみもとでささやいてあげましょう
あなたをまちがえてころしてしまうまえに
わたしがあなたをなぞといてあげましょう
ごくあくなはんにんはあなたではない
わたしをたすけたそのうでが
ピアノをひくためにあるとしっていたなら
わたしはうばわずにいられたのかしら
わたしが、ふたたびなぞかけてあげましょう
このなぞをといてしまうひとがあらわれるなら
このものがたりにとじこめてしまいましょう
ようこそ、わたしたちだけのせかいへ