なだらかな坂をいそいでのぼったあのころとおなじかおりがただようきせつをはだでかんじて
おさないぼくにはりかいできなくていきてゆくというほんとうのいみのかけらも
ふとあおいだそらどこまでもつづくあおさにもういちどつばさをひろげて
じだいはつねにすれちがってはかなくゆれてたしろいふゆまうゆきのように
いまこそゆこうあるきだしてあのうみがみえるかがやいたあのおかをめざし
じかんをかさねるたびになにかをなくしてうつむきかがんでこいしをけっとばしている
そんなぼくのこのてのひらをそっとひらいてわすれたこころをつなげて
じだいはつねにすれちがってはかなくゆれてたしろいふゆまうゆきのように
いまこそゆこうあるきだしてあのうみがみえるかがやいたあのおかをめざし
いまふりかえるぼくはまだこのゆめをだいてる
じだいはつねにすれちがってはかなくゆれてたしろいふゆまうゆきのように
いまこそゆこうあるきだしてあのうみがみえるかがやいたあのおかをめざし
おもいだすよあきらめずにこのてをのばせばとどきそうなまぶしいひかりを
いまこそゆこうあるきだしてあのうみがみえるかがやいたあのおかをめざし