あれはそうさんねんまえのこごえそうなあめのよる
まちかどでつまひくぎたあものかなしいこいのうた
そのうたになみだぐんでたそれがなんだかいとしくて
あいつにただわらってほしくてこいがはじまった
よりそってふたりいきていた
うんめいさえかんじてた
きせつはかわってもふたりは
いっしょだとしんじてた
かえられへん
もどられへん
あのころのふたりに
あれほどおまえあいしてた
おおさかれいにーブルース
あれはそういちねんまえのちょうどこんなあめのよる
あいつがきえてとおいそらへいっちまったよる
そしてまたこのまちのどこかできこえるあのうた
ふりやまぬこころのあめにのこされたくろすひとつ
きせつはめぐりいのちめぐり
またあえるとしんじてる
せやけどどんなあめにひとりじゃ
せつなくてあるけない
わかれられへん
はなれられへん
あいつのぬくもり
こわれそうだよかなしみに
おおさかれいにーブルース
うごきはじめたよあけのまち
それでもあさはやってくる
このまちでずっと
せつなさだいて
かえられへん
もどられへん
あのころのふたりに
あれほどおまえあいしてた
おおさかれいにーブルース
わかれられへん
はなれられへん
あいつのぬくもり
こわれそうだよかなしみに
おおさかれいにーブルース