とおいふるさとおもいださせて
かぜがひゅるひゅるくちぶえふいてゆく
てのひらおちてこぼれたゆめは
よぞらにながれるほしひとつ
ひゅるひゅるひゅるひゅるる
しみじみうかぶあのやまかわよ
まるできてきがないているように
かぜがひゅるひゅるみぎのとくきぬける
よあけのえきでわかれたひとは
しあわせみつけているだろうか
ひゅるひゅるひゅるひゅるる
おもいをむねにいくとしつきを
まつりばやしをおもいださせて
かぜがひゅるひゅるくちぶえふいてゆく
こころでわびるごぶさたつつき
ことしのくれにわかえろうか
ひゅるひゅるひゅるひゅるる
まぶたにうかぶゆうやけこやけ