しずけさはしんじつやげんじつにとうめいで
くもりがらすにかけたフィルターをはずすんだ
たよりないぼくはたまらずへやをとびだてたから
ぼくについてうそすらぼくはみやぶれないでいた
にぎやかなばしょにふりまかれている
ごまかしのわらいごえにいくらみをかくしても
ぼくはぼくをみたしてやれないなら
むじゅんだらけのきょうがきのうにえがいていたあすとちがっても
またしずけさのまつへやにもどって
フィルターはずしてみえたこたえをえがきなおせばいい
いつになってもだれかとてをとりあうから
のんきなぼくは「まけをしらない」とほこらしげ
かつきなんてないくせに
きずつかぬように
ただしずけさにこうきづかされるのおびえたんだ
さげすんでばかにしてたにせものは
ぼくのわらいがおのかめんかぶって
ほんねかくしくやしなみだこらえてる
かえてみたくはないかい
なれあいのせかいにみをおくじぶんを
きょうせいなんてただのとおぼえさ
いくつかのふあんけちらすきぼうはひとつあればいい
かえてみたくはないかい
きょうせいなんてただのとおぼえさ
むじゅんだらけのきょうがきのうにえがいていたあすとちがっても
またしずけさのまつへやにもどって
フィルターはずしてみえたこたえをえがきなおせばいい