いつからこどくをひとりでかんじいきてきた
いつからきょりをかんじてすごしてきた
いつでもぼくはまっていたよみんなのあったかいぬくもり
きたいもしていたけれどもだれもてをさしのべてはくれない
ひとりでいきひとりでうたうたい いつでもすごしてきた
ありふれたやさしさじゃいまはもうとどかない
ひとりでいるこのこどくが
いつからえがおをふりまくことになれていた
いつからほんとうのえがおをうしなっていた
つよがることしかできなくてあまえることすらできなくて
あいのとぼしさにふるえていたよすべてがはなれていくようで
とけいしかけのしあわせはぼくをおきざりにしていた
けっきょくなにもかもくずれおちていた
ひたすらさけんだみじゅくなうたは
いちばんだいじなきみたちを
あすへとつれていけずそらにきえていく
あおすぎたあのそらはぼくにはまぶしくみえなかった
とどかないうたごえはあいをすりぬけていく
ひとりでいきひとりでうたうたい いつでもすごしてきた
ありふれたやさしさじゃいまはもうとどかない