恋に落ちて知ることが悲しみと切なさでも
抑えきれないほど想い溢れてゆく
雨に打たれうずきだす秘密の花を二人で
紡ぎたい信じていたい

何気ない顔して人混みに紛れ
息潜めながら歩くことに
後ろめたさよりも絡めたい指が
嘆くようにスカート掴む

前を歩くあなたの背少し遠くに感じて
一目気にせず歩くことすらままならない
街中で寄り添うなんて叶わない
私だけを見てほしいぬくもり絶やさないでと
これ以上離れたくない...話したくない
そう願うだけ

恋焦がれて知ることが苦しみと寂しさでも
それ以上昨日以上あなたを愛してる
雨に打たれ強めいたいつか彩づく花のように
咲き続けたい二人でいたい

行き先も決めずに車走らせて
誰も知らないとこ行こうか」なんて
冗談でも嘘じゃないこのまま二人で
地の果てまで行ける気がして

守らなきゃいけないもの
壊したくはないもの
誰かを傷つけてまで手に入れる
揺れ動く想い浮かんでは消える
言い訳のような言葉並べたズルい二人
抱えるジレンマ...だけど今更
もう戻れない

流れる季節の中で時が止まることはなく
そんな「当たり前」がどうしようもなく憎い
雨に打たれ濡れてゆく花はいつか枯れるから
どうか今だけわがまま言わせて

[K. J. ]
フロントガラス叩く雨音君は願うただ窓の外
ギア握る俺の左手にそっと重ねる君の右手
か細い指少し増えてる君の願いはよくわかってる
俺も同じ気持ちいやそれ以上の想いがこの胸を締め付ける
恋に落ちれば落ちるほど苦しい二人と好きだなんてズーズーしい
君には彼氏俺には家庭がそばから見ればタブー身苦しい
次の信号で君を下ろして家に帰る何食わぬ顔して
だけど今夜だけはあともう少しこのまま助手席にいてほしい

REPEAT

REPEAT