かおをあらうために
つくえにおいたメガネ
きみがあそんでる
それはぼくのメガネ
すきとうるレンズのうえでおどるきみのゆび
きれいなガラスのぶたいに
ゆきのあしあとをのこした
メガネにうつるきみのゆびさきが
ぼくのしかいをうばう
メガネにうつるきみとのきょりは
ぼくのテリトリー
そう
メガネにうつるきみのゆびさきが
ぼくのハートをうばう
メガネにうつるきみのいぶきは
ぼくだけのものさ
とおくをみるために
つかうまほうは「メガネ
いまはなにもみえない
きみとぼくのメガネ
すきとうるはだのいろにすいこまれていく
きれいなガラスのハートが
きみのといきでくもりだす
メガネにうつるきみのゆびさきが
ぼくのしかいをうばう
メガネにうつるきみのまほうは
ぼくのゆくてをはばむ
そう
メガネにうつるきみのゆびさきが
ぼくのハートをうばう
メガネにうつるきみのげんそうで
ぼくはみたされる
きみがふきだしたコーヒーは
たいようのひかりまばたいて
まるでむすうのレンズのように
ぼくのかおにふりそそいだ
メガネにうつるきみのゆびさきが
ぼくのしかいをうばう
メガネにうつるきみのまほうは
ぼくのゆくてをはばむ
そう
メガネにうつるきみのゆびさきが
ぼくのハートをうばう
メガネにうつるきみのげんそうで
ぼくはみたされる