きみはぼくにせをむけて
ほそくよわいこえで
"もういいの\"
"だってしょうがないの\"
やみがぼくをのみこむ
たったなのかまえまでは
えがおのきみがいてああ
"ねえどこいこうか?\"
いつかからかきえたこいごころ
"ぼくは[かれ]のつぎでいい\"
"さびしいときだけあおう\"なんて
[かっこ]つけてたけど
ひとりはこわくて
ただいとおしくときにいまわしい
それがならぬこいだとちりながら
かがみにうつるひょうじょうのないかげを
みつめていた
このままどこまできみをおいつづけるのだろう
なみだにゆれてかすむひかりがぼくには[いた]くて
いくよもいくよも
きみのかげがきえないなら
わずかなきおくさえもけしてしまえば
いくよもからだかさねてみても
きみのおもいをぼくはかえられず
"こころ\"のないめでぼくをみえないで
ひとりにしないで
このままどこまできみをおもいきるのだろう
"こころ\"をなくした\"から\"のむくろはだれもあいせない
このよできみにかわるだれかなんていないから
つぎにであえるときがくるまで
"じゃあ、しあわせで\"
くびにからまったくものいと
このよにみれんはない
らいせいできみにであうまで
"さよなら\"