心に鍵をかけたあの頃の自分は
疑う気持ちだけはいつでも持ち合わせていた
土足で入り込む奴すべてを敵と見なしては前方注意
暗号かした風船渡して待つの
一人二人破裂する度ぼくも
痛いの悲しいの寂しいの、何の
強がりぼくを無敵さと
ほざいて、あがいて出来損なるの
このままじゃもう
ぼくはただの痛い痛い痛い子
誰かに悟られぬように
誰にもわからないように
かけたはずの鍵はもう錆びつき
自分ですらすでに
開く上不能
焦るぼくに残された手段は
一つ二つ数えてけば、もうぼくは
崩れて壊れて元に戻るの
昔のぼくにさよならさ
考え黙り解くいなぼくも全部まとめて
さあ飛んでけ痛い痛いの
この世に生まれてこの世で散る
それはぼくも失ってる
じゃあどう生きたらいい
どう死んだらいい
後どのくらい生きればいい
痛いの悲しいの寂しいの、何の
強がるぼくをみじめさと
わかって気づいて大きくなるの
後何回気づけばぼくはでっかくなんの