あおいかげきりさめにゆれてかげった
しりもちにはねたどろあきがかおった
ぼくらであったごろのようにわらえない
そらたかくながめればひとはひとり
すみきったこどくからやさしさすくって
ちいさなぬくもりのなかでなみだこぼれる
とおくせのびでみあげたみらいは
もろくてもときはつづくのかな
けむをまくあきそらに
このままどこかしらないせかい
みつけてみないかふたりで
あめがあがっていったそらのにじのような
つめたいあめふかまるきせつに
せめてぼくらはかささして
ほねばったきぎをくぐるよぬれたらくようじゅ
そらのなみかぜになりかみをゆすった
くちはてたとたんやねぱたなった
みんなくちていきながらうまれかわる
じょうずにえがいたずめんのみらいはとおいけど
たびはつづくだろうきせつをるうぷしながら
ほうわなじだいみたせぬおもい
むじゅんのもりにあめがふり
こころのおちばのなかでぼくはつちにかえる
どろにまみれてうまれかわろう
きみのこきゅうをききながら
はをおとしみらいにねづくよらくようじ
とりがゆらすたいようのした
せんかいちゅうのかげじめんはい
あきのじゅうしんひびのえんしゅう
こんぱすのはりできりとった
せかいにいろづけくおちばのゆめ
もういちどどこかしらないせかい
みつけてみないかいふたりで
とまないあめもじっとまつよいきひそめて
むげんのみらいふたたびであい
くうきのなかにとけだした
しあわせにそっとまじわるよおちばのなかで
しゃららら
あめがあがっていったらそこににじのけはい
にじのけはい