つきのにじねがうよるにひとりはまにおりれば
よるをよぶかぜのなかにしずかないのり
つきのにじねがうよるにおもいまいおりれば
てんをゆくかぜのあとにたなびくひかり
かなわぬおもいなないろそめひととしまつなぐ
なみだあふれてもとどかないそらにつきのにじ
いつかこのむねにだきしめて
よるをかけて
つきのにじねがうひとのひとみふかくとじれば
ゆめのなかいのりのうたしずかにはびく
せつないおもいなないろそめひととしまむすぶ
そっとくちづけるあいのままそらにつきのにじ
いつかこのむねにだきしめて
ねがいかける
かなわぬおもいなないろそめひととしまつなぐ
なみだこぼれてもとどかないそらにつきのにじ
いつかこのむねにだきしめて
ねがいかけて
つきのにじへ