人ごみに消えてゆく
背中に向かって手を振った
昨日までが
嘘みたいに見える
涙出るほど笑って
手をつないで見つめ合えば
いつも(あなたの)匂い(かすかに
胸を切なくした
わがままもしたし
つまらないケンカもした
会えなくなる日が来ることも
知らないで
あの日追いかけて
気持ちのすべてを打ち明けたら
風も 空もまだ
ふたりだけをつつんでた
明日のこと思ったら
気持ちが少し前を向く
きっと(どこかに)続く(小さな
道を歩いてゆこう
ひとりきりになった
会いたい夜に繋いだ
言葉のラインも今はもう
届かない