あなたいがいのひととなら
おどりたくはなかったから
ひとりぬけだした
じゅろのにわをとおりぬけ
だれもいないはまべ
たまにあうとみんながいて
むねにためたことばふさぐ
そっとはっぴいばすでい
せなかごしにいったから
きこえないねきっと
ぎんのつきがゆれるなみをだいてきすをしたわ
あんなふうがいいないつか
きせきなんておこるのかな
あなたのことむねの奥
わすれられるまほうがあったら
(ずっとこころぬらしてた)
なみだなんてすぐにかわくのに

いえなかったことばみたい
ひろいあつめたかいがらを
すなにうめてみた
さびしいけれどもとのばしょ
みんなおかえりなさい
まどのあかりとおくはしゃぎながらゆれているの
つきのひかりこいにおちる
そんなまほうかれにかけて
しろいめんのわんぴーす
うみのかぜをだいてふくらんだ
(まるでむねにためていた)
こいのなみだあふれるみたいに

あなたのことむねの奥
わすれられるまほうがあったら
(ずっとずっとかくしてた)
なみだなんてすぐにかわくのに
(つきのひかりてらしてよ)
わすれるまほうがあったら