とどろけくもをさいて
かがやけなげきのてんぺすと
このよをただてらすのは
らいじんうつひかりのや
やみはくずれてかさなりあう
つきをおかしながら
いくまんのよがすぎ
おうのもすそはわれをだかん
ひとがうまれながら
かかえたつみはとお
まがたまにつなげこのくびかざる
われはみよう
くるときを
すいしょうのめしひても
まいちれしせるほしよ
こぼれるあらしがおかに
ふきすさぶかぜをこえて
わがこころをはこびたまえ
とどろけそらをさいて
みだれよいかりのてんぺすと
ちじょうをはやなめるのは
きじんがひくほのおかげ
めつぼうのあかいかげろうたち
むねをまんじにきり
そうびのねをうえん
たれをこうるとのぞむのなら
いばらにからめられ
てもあしもはりつく
なおもいきんとちしおめぐるごと
われはねむる
くるゆめに
いつかきみにあわんと
さざめくぎんのあめよ
このみをあらしがふちへ
くだかれるなみのまにま
わがさけびをしずめたまえ
とどろけきゅうりゅうつき
かがやけいのりのてんぺすと
ちじょうみつるきよらかに
りゅうじんはくりゅうぜんの
てんをうつしてみずかがみゆれ
まいとべいきるほしよ
こぼれるあらしがおかに
ふきすさぶかぜをこえて
わがこころをはこびたまえ
とどろけくもをさいて
かがやけなげきのてんぺすと
このよをいまてらすのは
らいじんうつひかりのや
やみはうつくしくなだれるだろう