かけぬけて こころのゆくままに
ちずにない「じゆう」のばしょへ いますぐ
あわい やみがおりたまち
すがおかくす ひとびとのむれ
きみのえがおまもることさえ
できずに もがいたひびよ
まいあがれ かなしみつきぬけて
あつくなるおもいをいま さけんで
いたみならひきつれてゆけばいい
まだしらぬじぶんとであうみらいへ
みみをすませばきこえる
だいちのしらべ かぜのうたが
わすれかけたゆめのつづきが
からだじゅう ひびきはじめた
きみのほほえみ そのこえ
このむねをかなでる つよさになる
さきほこれ あのそらにむかって
たとえちいさな なもなきはなでも
つらぬいて かわりゆくじだいに
かわらないそのいし きざみこんで
かがやいて あすへとつきぬけて
あつくなるおもいをいま さけんで
かけぬけて こころのゆくままに
ちずにない「じゆう」のばしょへ ふたりで