あめはふりつづける
ぼくのこころはうつにおかされたまま
なにをもとめなににすがればいいの
ぼくにできることといえば
ちいさなへやのかたすみでうずくまることくらい
かさももたずうたれぬれた
ただこのあめがはやくやむことを
つよくねがってたたずむだけで
ぼくはまえがみえずとまる
そうこのばしょで
ひとりおきざりにされたこどくをかみしめながら
どこまでもつづくみちないみちのさきに
もとめたなにかはあるんだろうか
あのくもがぼくをみちびいてくれるから
もうふりかえらないでいよう
かさもささずなみだだます
このあめがやみどうじに
こころはすぐにはれてくれるのだろうか
ぼくはさきをみずにあるく
そういつかみたはずない*げんに
つよくこころをとらわれながら
どこまでもつづくみちないみちのさきに
もとめたなにかはあるんだろうか
あのくもがぼくをみちびいてくれるから
もうふりかえらないでいよう
おわりをつげたごろのあめどうなるんだろう
しずかにぼくのむねにふりそそぐ
ぬれたそらはきっとまたなみだかくすから
もうふりかえらないでいよう