すてたはずのふあんのたねが
こころをつきやぶってめをだした
むすうのいばらがきょうも
あしもとのびてまちかまえている
どこへゆけばあえる
だきしめないでせなかのとげはきみをきずつけるよ
それでもあふれるおもいがきみをさがしている
ほんのちいさなかげにふれて
なにもかもおわったかのように
かわいたくちびるかんで
ことばはおくふかくしずんでいく
そっとてらしたいよ
だきしめないでこぼれるこえにきみをたしかめるよ
ひとりでふるえるおもいをかさねひびかせよう
どこへゆけばあえる
だきしめないでせなかのとげはきみをきずつけるよ
それでもあふれるおもいがきみをさがしている
だきしめないでむねのこどうにきみをのせてゆこう
あきらめないでちぎれたあすをとりもどすから