くれのはるそうしつかん
きみのこえとおくとおく
あたたかなきみのようなひ
ぼくのことわすれたかな
くうきのようにたいようのように
なくなるなんておもわない
うたかたのときのたびびと
ゆめうつつきえゆくおもい
きみのこえはるかとおく
もうなにもかもわすれたかな
ぼくはそらおよぐいつかのちぎれぐも
ゆくはるのなかできみをまつ
しろいはなつけたきみのはちうえは
ゆくはるのなかでなにをおもう
らいねんきみのたんじょうびはなにをしている
めぐりゆくきせつのなかめをとじながら
ぼくたちはあの日のまま
ゆびをからめつなぐいたむほどつよく
はなれぬようにいつまでも
ぼくはそらおよぐいつかのちぎれぐも
ゆくはるのなかできみをまつ
ゆくはるのなかできみをおもう
きみのこえはるかとおく
ぼくのことわすれたかな