じらさないで好きだと囁いて
ひかえめに目を伏せた渚
白い波が飾らない素足を
戯れにさらう間に

誘いかけるあなたのため息に指を噛む
いつからこんな仕草を覚えたか怖くなる

月夜のヴィーナス愛されるままに
あなたの海になれるなら迷わない
月夜のヴィーナスめくるめく恋に
何もかも忘れるわ

わざとらしい寂しがりはいやよ
ピアスまで許すのに

そっとあなたに崩れてゆく心受け止めて
ふたりで同じ夢に眠れるほどそばがいい

月夜のヴィーナス見つめられるたび
きれいになれそうな気がして震えるの
月夜のヴィーナスからを脱ぎ捨てて
ときめきに抱かれるわ

月夜のヴィーナス愛されるままに
あなたの海になれるなら迷わない
月夜のヴィーナスめくるめく恋に
何もかも忘れるわ