いま、てをつないで
どこまでもいこう
ちへいせんのむこうへ
しんきろうをいもとめて
あのばしょへ
ときのすなえがいていた
りそう」のもんじ
ときのなみにさらわれた
きおくのあしあと
なぜ -- わらえないの
なぜ -- ふるえている
たいようがしずんでゆく
くらやみがおいつくすそうすべてを
あのくもをこえるために
きみのてをはなし
きがついたときにはもうとなりにはいない
たびにやみなやみてにいれたひかりと
さがしていたゆめにとらわれてうしなったもの
たいせつなきみのおもかげはうすれて
すなのようぼくのてのひらのすきまをすりぬけた
きみのめにうつった
ぼくのこのすがたは
けがれてくもっていく
とおくにきえていく
ときのすなえがいていた
りそう」のもんじ
ときのなみにさらわれた
きおくのあしあと
そびえたつしろいとうが
しめしていた
かこにつみかさねた
くろいすなにうもれゆく