そとはあめ どあのべる
なつかしいきみのにおい
べつにおこってるわけじゃなくて
ただあんまりとつぜんだから
わかれたあの日のことも
もういまはわすれてゆくだけただ
やさしいあめをおぼえている
きみがここへもどってくるなんて
いつからかあんなにすきだった
きみのこえもおもいだせなくて
こぼれるきおくながすように
あたらしいあいにめぐりあって
いまこうしてこんなふうに
きみがここへもどってくるなんて
たしかにちいさなごかいがとけなくて
ぼくらをとおざけたかもしれない
でもそれもあのときのふたり
もうおそすぎるきっともうおそすぎる
そのくちびるそのかみ
きみがここへもどってくるなんて