きせつはずれのかぜがほほをなでました
みなもにうつるつきどこかさびしそう
さめないぬくもりをよかぜがつめたくつつみこむ
ささやくもりのこずえにふるえるこのからだ
てらしててらしててらしてとおくても
たどりつけるように
てらしててらしててらしてはかなく
ながいたびじのさき
きみにきみにであうため
かぜとももにさらぬよう
まよなかそらのしたでほほをかさねあう
うかんだおぼろづき...なきだした
やまないあめはないとかさをやさしくさしました
おびえたまるいせなかが
こたえたそのことば
てらしててらしててらしてとおくても
たどりつけるように
てらしててらしててらしてはかなく
ながいたびじのさき
きみにきみにであうため
かぜとももにさらぬよう
あかいあかいつきうさぎ