ぬれたままのシャツをきて
とびだせばさんじゅうごど
にげみずにそらをあおぐ
せみがしぬまでみていた
のみかけのソーダみずを
かたむけてのぞいたまちは
おともなくきらきらして
いきもできなかった
プールへむかったバスが
あおぞらにのみこまれていく
まっすぐにぼくをのせて
いつかおわりともなしに
きえてなくなればいいのに
こんなはれたひに
ベランダにかげをおとす
やせたはちうえのひまわりに
きまぐれにみずをやろう
きっとすぐわすれるけど
ときならぬせいしゅんを
かけぬけてくきみのせに
おいすぎるぼくのゆびがふれる