ほどけかけたいとにきずき
ずっとつなぎとめてればよかった
あふれだしてながれたものは
あのひのきみとおなじいろだろう

きみがすてたことばをひろいあつめた
なんどもみみにあててはうなずいてみせた
きみをさがせぬいみとともるピンクのネオンに
さけびはやがてかきけされこっけいなじぶんにわらえた

ほどけかけたいとにきずき
ずっとつなぎとめてればよかった
あふれだしてながれたものは
あのひのきみとおなじきがした

きみがおとしたなみだをひろいあつめて
なんどもすがるようにせきばくをくもうと

ろじょうくたびれたあかいはな
きみとよくにたピアスのした
きみとよくにたリングをつけて
きみとよくにたルージュのぬった
きみとおなじいろのかみをして
きみとよくにたなみだがみえた
きみとおなじなまえをさけんだ

ゆびさきにつたわるやすらぎはうつろ
いつかのふたりはてをつないだまま

ぬれたえんどろーるのなか
ものくろのフィルムはうたわない
つらいでいたこのてにのこる
うつろうなかんしょくのきみがさいご

ほどけかけたいとがきれて
ひろいあつめたことばとねむり
あふれだしてながれたものは
きっときみとよくにてるのだろう

ゆめはとわにゆめのままで
やすらぎはつねにゆめのなかで